Codexで個人開発サイトのSEO改善と記事公開を回す実例
RandaWorksを題材に、AIエージェントでSEO改善、記事公開、Cloudflare Pagesデプロイ、Search Console確認を回す実務フローを整理します。
結論
個人開発サイトのSEO改善や記事公開は、AIエージェントに丸投げするより、調査、差分作成、ビルド確認、公開確認の4段階に分けると安定します。
RandaWorks のような制作・学習ツールサイトでは、ゲームやコンテンツの文脈を人間が決め、Codex にはページ追加、内部リンク、メタ情報、sitemap、Search Console確認の補助を任せるのが現実的です。
対象にしたサイト
今回の実例で参照するのは、同じ運営者が管理する RandaWorks - AIエージェントを活用して運営する日本史ゲーム・学習ツールサイト です。
RandaWorks は日本史ゲームと学習ツールを扱うサイトで、codeagent.jp とは読者の目的が違います。そのため、RandaWorks 側では技術メディアへの導線を控えめにし、codeagent.jp 側では実践プロジェクトとして扱う方針にしています。
任せた作業の分け方
AIエージェントに任せる作業は、次のように分けます。
- 既存サイト構成の調査
- About、Contact、Footerなど導線の確認
- 記事やページのメタ情報確認
- sitemap、robots、Search Console確認
- Cloudflare Pagesへのデプロイ確認
- 本番URLでの表示確認
逆に、ブランドの見せ方、ゲームサイトと技術メディアの距離感、相互リンクの強さは人間が判断します。ここをAIに任せすぎると、全ページのフッターから無関係なサイトへ強く誘導するような不自然な構成になりやすいです。
実務フロー
1. まずサイトの役割を分ける
RandaWorks はゲーム・学習ツールの本体です。読者は遊ぶ、学ぶ、問い合わせるために来ます。
codeagent.jp はAIエージェントの実務メディアです。読者はツール比較、指示テンプレート、運用ノウハウを探しています。
この違いがあるため、相互リンクは同じ強さにしません。RandaWorks 側は About の関連プロジェクトとして控えめに置き、codeagent.jp 側では「AIエージェント活用の実践プロジェクト」として説明します。
2. AIエージェントには調査から入らせる
いきなり編集させず、最初は構成確認だけを依頼します。
RandaWorks と codeagent.jp の相互リンク方針を確認したいです。まだファイルは変更しないでください。
確認してください:- Aboutページの有無- Contactページの有無- Footerに外部リンクを置くべきか- 既存のトーンと合うリンク位置- 変更候補ファイルこの段階で、グローバルナビやフッターに置くべきか、Aboutだけに置くべきかを判断します。
3. 変更範囲を絞る
相互リンクのような小さな変更でも、変更範囲を明示します。
RandaWorks側は /about/ の関連プロジェクト欄だけを変更してください。グローバルナビとフッターには追加しないでください。
codeagent.jp側は /about/ と関連記事から RandaWorks へリンクしてください。問い合わせ導線は RandaWorks のフォームに集約してください。AIエージェントは、明示しないと「関連リンクならフッターにも置こう」と判断することがあります。今回のようにトーンが違うサイト同士では、置き場所を制限する方が自然です。
4. ビルドと本番確認まで任せる
静的サイトでは、編集後にビルド確認と公開後のHTTP確認まで行います。
完了条件:- npm run build が成功する- /about/ にリンクが表示される- /contact/ の問い合わせ先が正しい- 本番URLで 200 が返る- 変更したリンクが意図したURLを指している「コードを書いたら終わり」ではなく、「公開後に正しいURLへつながる」までを完了条件にします。
失敗しやすいポイント
- トーンが違うサイトをグローバルナビで強く結びすぎる
- 全ページのフッターに不要な外部リンクを置く
- 問い合わせ窓口を複数に分けて運用負荷を増やす
- Search Consoleやsitemap確認を公開後に忘れる
- 未コミットの別作業を混ぜてデプロイする
特に最後の「別作業を混ぜる」はAIエージェント運用で起きやすい問題です。公開作業では、必要ならクリーンな作業コピーを作り、今回の差分だけをビルド・デプロイします。
チェックリスト
- サイトごとの読者目的を分けた
- リンクを置く場所を決めた
- アンカーテキストが説明的になっている
- 問い合わせ窓口を一本化した
- ビルドを通した
- 本番URLでリンクを確認した
- 未関係の変更をデプロイに混ぜていない
まとめ
AIエージェントは、SEO改善や記事公開の作業速度を上げられます。ただし、サイト同士の距離感や読者導線の強弱は、人間が先に決めるべきです。
RandaWorks と codeagent.jp のようにトーンが違う兄弟サイトでは、RandaWorks 側は控えめに、codeagent.jp 側は実践事例として厚めに扱うのが自然です。