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Claude Code サブエージェントの作り方と使いどころ:.claude/agents の frontmatter

SHAYOUWORLD 更新 約4分

Claude Code のサブエージェント(subagents)とは、メインの会話とは別のコンテキストウィンドウで動く、専用のシステムプロンプトとツール権限を持つ補助エージェントです。 Claude が Agent ツール(旧称 Task ツール)経由で呼び出し、探索やレビューの長い作業を切り出して、要約だけをメイン会話へ返します。

作り方は Markdown ファイル1枚です。 プロジェクト用なら .claude/agents/<name>.md、個人用なら ~/.claude/agents/<name>.md に、YAML frontmatter で必須の name と description、任意の tools / model などを書き、本文にシステムプロンプトを書きます。2026年9月14日に公式ドキュメントを確認したところ、/agents コマンドは v2.1.198 以降ウィザードを開かず、Claude にファイルを書かせる方式に変わっていました(詳細は後述)。

使うべきなのは、大量ファイルの探索・独立した検証・レビュー・出典付きの調査の4場面で、1ファイルの小修正やメイン会話の文脈に強く依存する作業では呼ばない方が速いです。以下、この3点を順に展開します。

結論

  1. 何か: 別コンテキスト・別ツール権限で動く補助エージェント。メイン会話には要約だけが戻る。
  2. 作り方: .claude/agents/<name>.md(プロジェクト)または ~/.claude/agents/<name>.md(個人)。frontmatter に name と description は必須、tools / disallowedTools / model / permissionMode / skills / memory / maxTurns / isolation は任意。
  3. いつ使うか: 探索・検証・レビュー・調査。子の目的は1つに絞り、返す形式を先に指定する。
  4. いつ使わないか: 小修正、タイポ、親の文脈参照が多い作業、判断待ちが多い作業。
4
効く場面
探索、検証、レビュー、調査
1
子の目的
サブエージェントごとに1目的へ絞る
最小
権限
編集権限は必要な時だけ付ける
サブエージェントは並列化より先に、文脈と責務を分けるために使う。

2026年9月14日時点の公式 sub-agents ドキュメント(code.claude.com/docs/en/sub-agents)で確認した現行仕様を、初版(2026年4月)からの差分込みでまとめます。

  • 置き場所と優先順位: 管理設定(組織) > --agents CLI フラグ(そのセッション) > .claude/agents/(プロジェクト) > ~/.claude/agents/(ユーザー) > プラグインの agents/。ディレクトリは再帰的に走査されるので agents/review/ のようなサブフォルダ分けができます。
  • frontmatter: 必須は name(小文字とハイフン、: 不可)と description(いつ委譲するか。全エージェント合計で15,000トークンを超えると警告)。任意は tools(省略時は全ツール継承)、disallowedTools、model(sonnet / opus / haiku / fable / フルID / inherit)、permissionMode(default / acceptEdits / auto / dontAsk / bypassPermissions / plan)、skills、memory(user / project / local)、maxTurns、mcpServers、hooks、background、isolation: worktree、color、effort。
  • /agents の変更: v2.1.198 以降ウィザードは開かず、「Create a personal code-improver subagent in ~/.claude/agents/」のように Claude に書かせます。両ディレクトリは監視されており、既存ファイルの編集は再起動なしで反映されます(新しい agents/ ディレクトリを初めて作ったときだけ再起動)。
  • 組み込みサブエージェント: 読み取り専用の Explore(quick / medium / very thorough の深さ指定あり)、プランモード用の Plan、探索と変更の両方を行う general-purpose など。CLAUDE.md を読まない Explore / Plan は速い代わりにプロジェクト規約を知りません。
  • 呼び方: 自然言語で名前を出すほか、@agent-code-reviewer の @メンションで確実に指定でき、claude --agent code-reviewer でセッション全体をそのエージェントとして起動できます。会話全体を引き継ぐフォークは /subtask(v2.1.212 以降)です。

初版で「tools: Read, Grep, Glob, Bash」と書いた設定例の書式は、現行仕様でもそのまま有効です。後半の設定例は変更していません。

サブエージェントで何が変わるか

通常のAIエージェント利用では、調査、実装、テスト、レビューが同じ会話に積み上がります。長いタスクではコンテキストが膨らみ、重要な情報が埋もれます。

サブエージェントを使うと、親エージェントは全体方針を持ち、子エージェントに限定タスクを渡せます。

親 / 子の責務分離
親エージェント:
- 全体の目的
- 最終判断
- 統合
サブエージェント:
- 調査
- テスト
- レビュー
- ドキュメント整理

重要なのは、子に任せる作業を小さくし、親に返す情報の形式を先に決めることです。

効く場面1: 大量ファイルの探索

大規模リポジトリでは、親の会話で大量のファイルを読むとノイズが増えます。探索だけをサブエージェントに任せると、親の会話を軽く保てます。

呼び出し例: codebase-map(探索専用)
Use the codebase-map subagent to investigate where authentication is handled.
Return only:
1. related files
2. current request flow
3. likely change points
4. risks
Do not edit files.

探索サブエージェントには、編集権限を持たせないのが基本です。

効く場面2: 独立した検証

実装後のテストやビルド確認は、独立タスクとして切り出しやすいです。

呼び出し例: test-runner(検証専用)
Use the test-runner subagent to run the relevant tests for this diff.
If tests fail, report the failure and likely cause.
Do not modify production code unless explicitly asked.

検証担当に修正まで任せると、実装担当の意図とずれることがあります。最初は「失敗原因の報告」までに絞る方が安全です。

効く場面3: レビュー

レビューはサブエージェントと相性がよい作業です。実装した本人とは別視点を作れるため、見落としを拾いやすくなります。

呼び出し例: code-reviewer(指摘のみ)
Use the code-reviewer subagent to review the current git diff.
Focus on:
- behavioral regressions
- missing tests
- security-sensitive changes
- unnecessary dependencies
Return findings by severity.

レビュー担当には、修正権限を与えず、指摘だけ返させる運用が扱いやすいです。

効く場面4: ニュース・仕様調査

AIツール系の記事や実装では、公式ドキュメントの確認が必要です。このような調査をサブエージェントに任せる場合は、出典URLと確認日を必ず返させます。

呼び出し例: research(出典必須)
Use the research subagent to verify the latest official docs.
Return:
- official source URLs
- checked date
- what changed
- what is still uncertain
Do not rely on blog summaries.

使わない方がよい場面

サブエージェントは便利ですが、呼ぶだけでコストと時間が増えます。次のような作業では親エージェントだけで十分です。

  • 1ファイル内の小さな修正
  • タイポ修正
  • 親の会話にある情報を細かく参照する作業
  • 人間の判断待ちが多い作業
  • 作業範囲がまだ定義できていない依頼

サブエージェント設定例

プロジェクト単位で使う場合、.claude/agents/code-reviewer.md のように置きます。

.claude/agents/code-reviewer.md
---
name: code-reviewer
description: Use after code changes to review correctness, security, and test coverage.
tools: Read, Grep, Glob, Bash
---
You are a senior code reviewer.
When invoked:
- Inspect the current git diff.
- Focus on bugs, regressions, missing tests, and security concerns.
- Do not rewrite files.
- Return findings ordered by severity.

ツール権限は最小にします。レビュー担当に Edit を持たせると、レビューのつもりが修正まで始めることがあります。

設計チェックリスト

  • サブエージェントに任せる目的が1つに絞られている
  • 子に渡す情報が自己完結している
  • 返してほしい形式を指定している
  • 不要な編集権限を与えていない
  • 親エージェントが最終判断する前提になっている

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出典

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仕様・料金・提供範囲が変わりやすいテーマは、公開日・更新日・情報確認日を分けて管理します。 導入前には必ず記事末尾の一次情報と公式ドキュメントで最新状況を確認してください。

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Claude Code サブエージェントの作り方と使いどころ:.claude/agents の frontmatter Claude Codeのサブエージェントは、親会話を汚さず探索・検証・レビューを分離するために使う 効く場面:コード探索、競合案比較、レビューを並列に切り出せる。長い調査ログを親会話へ戻さず要点だけ受け取れる。複数領域の調査を30分以内に同時進行できる。 使わない場面:次の一手が調査結果待ちなら親が直接読むほうが速い。編集範囲が同じworkerを複数走らせると競合する。難しい設計判断を丸投げすると統合負荷が増える。 設定:explorerは質問、workerはファイル所有範囲を明示する。同時編集時は相手の変更を戻さない前提を伝える。戻り値は変更ファイルと検証結果に絞らせる。
Claude Code サブエージェントの作り方と使いどころ:.claude/agents の frontmatter 記事の要約 2026.04.24 設計・ワークフロー
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日本の公共データAPIを使うMCPサーバーを作って公開し、ローカルLLMを自分のGPUで測った記録を、一次情報・検証ログ・失敗例とあわせて整理します。